今年も学部4年生の卒論発表会が行われました。
学部4年間の集大成ということで、みんな寝る間も惜しんで発表準備に勤しむ姿が印象的でした。
論文は以下の通りです。
大久保直樹
中神熊野神社普請に関する研究
工藤力
川崎に残る赤線と青線の記憶
栗原七海
東京の古墳―東京人は古墳の上に住んでいる―
志村拓哉
世田谷線沿線の空間特性―線路から読み解く街の景観形成―
高階祐太
外国人の町から見る新東京発見
高安瑞希
銚子を作る漁港と商港における都市形成の違い
館花沙樹子
渋谷論―地形が作った街―
田中梨奈
東京郊外の魅力―昭島市 中神 宮沢の街並みと共同体―
野中璃大
日本建築の中心概念
平野篤志
東京の穴―江戸から現在に見る穴の編成―
前田俊太郎
ドームの意義―その信仰と権力―
池田覇矢
覆屋の近代―中尊寺金色堂から―
今年は都市の成り立ちを読み解く論文が多かったように思いますが、中には大久保君のように一つの建築を徹底的に調査した例や、野中君のように日本建築の中心性を新しい切り口で読み解いた例もあり、バリエーションに富んでいました。
学部4年生の皆さん、後輩の指導に励んだ修士の皆さん、
そしてなにより、半年以上に渡って親身に指導してくださり、発表当日にも9時間以上に渡る質疑、高村研の進行を務められた高村先生。
本当にお疲れ様でした!
M1名島
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