2019.10.26
学部4年生の卒業論文発表会が行われました。
今年は都市の成り立ちを様々なファクターから読み解く論文が多かったように思います。
中でも研究室のプロジェクトである聖地研究の2人や太田さん、森谷くんの様に水に着目した研究や、
末長さんや宮崎くんの様に地形に着目した研究など、
自然物の上に都市が成り立ってきた歴史を読み解く研究が目立ちました。
自然や原地形は近年の開発によってその外見こそ失われましたが、今我々の暮らしている都市の根幹に確かに眠っています。
大変なテーマだったと思いますがみんなよく頑張っていました。
学部4年生の皆さん、後輩の指導に励んだ修士の皆さん、
そしてなにより、半年以上に渡って親身にご指導頂いた高村先生。
本当にお疲れ様でした!
M2名島
論文タイトルは以下の通りです。
青木和也
渡しと橋 -隅田川の街の変化-
石川廉菜
かるたから読み解く城下町水戸の継承
市川香歩
子供が作る街 -都市の遊び場-
井上涼花
海城高松城と上水道 -城下町の水の聖地研究-
太田実優
江戸の屏風図から解読する水辺空間
桑原楽都
原宿の都市変化と若者のファッション離れ
末長朋乃佳
神田川周辺の神社から復元する都市景観
角田昴太
場外馬券場のトポス -主に浅草を例に-
中嶋葵
水の都 金沢 -城下町の水の聖地研究-
中村大樹
日本のボウリング場史
中村友香
マーケットから読むホーチミンの都市性
藤田渉
都市的納骨の可能性
宮崎航太
地形から見る日本の城の特性
森谷薫平
近代東京において水車の果たした役割
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